研究のタイプ: 法律/推奨/ガイドライン

[ICNIRPガイドライン:静磁界および時間変化する1Hz未満の磁界内での人体の動きによって生じる電界へのばく露を制限するためのガイドライン] guideline

ICNIRP Guidelines for Limiting Exposure to Electric Fields Induced by Movement of the Human Body in a Static Magnetic Field and by Time-Varying Magnetic Fields Below 1 Hz

掲載誌: Health Phys 2014; 106 (3): 418-425

この論文は、表記ガイドラインの全文を公表している。「目的と範囲」の章で、ガイドラインの概要を以下のように説明している。「このガイドラインは、静磁界および時間変化する1Hz未満の磁界へのばく露により生じることが明確化されている健康に有害な直接的影響から労働者を防護し、あわせて不快で作業能力を損なう可能性のある感覚的な影響を回避することを目的としている。労働者が、ばく露により生物学的にどのようなことが生じるかを理解しており、自己の行動を管理する訓練を受けているという条件下では制限値を緩和する、二段階のアプローチを提案する。このガイドラインは、公衆に関するものではない。その理由は、現時点では、高レベルの1Hz未満の磁界へのばく露は職場においてのみ見られるからである。このガイドラインは、医学的診断または治療を受けている状態の患者のばく露には適用されない。MRI検査中の患者の防護に関する詳細な配慮については、別のICNIRPステートメントが作成されている。また、このガイドラインを遵守しても、様々な医用機器との電磁干渉や機器への影響が必ずしも回避されるわけではない。ICNIRPは、植え込み型医用機器や強磁性材料のインプラントを装着した人々への有害な影響を防止するための実際的な方策を施行することが必要であると認識している。これらの問題の回避に関する助言は、この文書の範囲には含まれていないが、他の文書(IEC2010)が利用できる。」

一般的情報

ばく露

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