[脳組織のアポトーシスに対する携帯電話の影響:ラット実験研究] med./bio.

The effects of mobile phones on apoptosis in cerebral tissue: an experimental study on rats

掲載誌: Eur Rev Med Pharmacol Sci 2014; 18 (7): 992-1000

この研究は、ラットの脳の遺伝子Bcl-2およびタンパク質p53に対する携帯電話の影響を調べた。ばく露群(n=10)は、1900-2100 MHzの携帯電話電磁界(ダイヤル中モード:SARは0.005-0.288 W/kg、通話モード:SARは0.004-0.029 W/kg)に4週間にわたり、1日7回、1回5分間(ダイヤル中モード3秒間、通話モード4分47秒[原文のまま])、固定したラットの耳に携帯電話を当てた。擬似ばく露群(n=10)は電磁界ばく露無しで固定のみ、対照群(n=10)は無処置とした。その結果、ばく露群ではp53およびBcl-2の染色が強く、対照群と有意差があった;Bcl-2は、ばく露群と擬似ばく露群に有意差があったが、p53は有意差がなかった、と報告している。

ばく露

研究助成

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