[原生動物の運動度に対する低強度の無線周波電磁界のインビトロでの影響] med./bio.

The in vivo effects of low-intensity radiofrequency fields on the motor activity of protozoa

掲載誌: Int J Radiat Biol 2014; 90 (3): 262-267

この研究は、無線周波電磁界(1 GHzまたは10 GHz、電力密度0.05 - 0.5 W/m2、ばく露時間0.05 - 10時間)へのばく露が繊毛虫Spirostomum ambiguum の運動性に与える影響、およびばく露を受けていない後世代における影響の継代効果(10-15世代)を調べた。その結果、1または10 GHzで、0.1 W/m2のばく露は、運動性の有意な低下をもたらした;運動性を変化させうるばく露量(電力密度×ばく露時間で計算している)は電力密度と逆相関した;10 GHz、0.1 W/m2のばく露を受けた個体の後世代(非ばく露)の運動性は、10-15世代まで顕著な弱まりが残っていた、と報告している。

ばく露

研究助成

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