<目的> ELF,VHF,UHFによってカルシウム放出が変化することはこれまでの実験より確かめられている.そこで脳組織名内の温度が変化した時,カルシウム放出に変化が生じるであろうか <方法> 孵化した鶏のヒナの前脳を切り出し,16Hz正弦波,電界強度14.1V/m,64nT,地磁気38μTに20分間さらす.サンプルの温度は35-39℃間で一定あるいは0.7-2.5℃ずつ変化させた時のカルシウム放出を測定する. <結果および結論> 曝露中,温度を35℃から37℃へ上昇させた時は,カルシウム放出は増加.37℃から35℃へ下降させた時は変化は無し.36℃,37℃の一定温度を保った時は減少し,35℃,38℃で一定温度の時は,変化は見られなかった.
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