<目的>5テスラ直流磁界の変異原性の有無を明らかにすること。 <方法>X染色体上のDNA修復欠損突然変異を導入したショウジョウバエを5Tの直流磁界に24時間曝露し、羽化後、羽のスポット数を数えることにより突然変異の有無を調べた。 <結果および結論>直流磁界は、細胞の有糸分裂に際して染色体の組み換えを上昇させていたが、抗酸化剤であるビタミンEを供給しながら磁気曝露を行ったところ、この上昇は抑制された。しかし磁界曝露による染色体の不分離、末端欠失は認められなかった。
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