<目的>パルス磁界の脳および腎臓組織への影響を調べる。 <方法>骨細胞の石灰質除去および分解に用いられる機器(単極磁気パルスを発生。0.3~0.5テスラ、1Hz~99Hz)を使用し、C3H系統の6~7週齢の雄のマウスに曝露させた。曝露時間は4、8、12、18、24時間。麻酔後脳を分離し、薄い標本を作成し、大脳皮質、海馬、視床、小脳皮質、脳幹について、変化を観察し、また、腎臓皮質についても変化を観察した。 <結果>脳については、大脳皮質の粒状の細胞の層の、細胞質の好酸球増加症の顕著な増加が見られた。顕著な組織学的な変化が見られたのは大脳皮質と海馬であり、他の部位ではあまり影響を受けなかった。腎臓における組織学的な変化については、皮質の細管において見られた。
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