このコレスポンデンスは、Myungらの論文（本誌2009年1月公表：携帯電話使用とがんリスクの症例対照研究に関するメタ分析研究）で、メタ分析の対象とした症例対照研究の質の評価にニューカッスル・オタワ尺度（NOS）を用いたことに、いくつかの問題点を指摘し、全体として異議があるとしている。最後に、このコレスポンデンスの著者Stang自らが行った携帯電話使用とぶどう膜黒色腫リスクの症例対照研究についてコメントを付記している。それによれば、2001年の研究では、携帯電話の規則的使用者におけるぶどう膜黒色腫リスクの増加が示されたが、2009年の研究でその結果を再確認することはできなかったと報告している。この2009年の論文はMyungらの分析には含められていない。
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