[弱い複雑な経頭蓋磁界(1マイクロテスラ)の特定パターンは健常ボランティアの抑うつ、疲労、錯乱に差別的に影響する] med. app.

Specific patterns of weak (1 microTesla) transcerebral complex magnetic fields differentially affect depression, fatigue, and confusion in normal volunteers

掲載誌: Electromagn Biol Med 2009; 28 (4): 365-373

健康な若い男性16人、女性16人を対象に、気分や生理学的指標に対する磁界ばく露(1μT、20分間)の影響を調べた。頭部表面上に置かれたソレノイドコイルにより、回転磁界の周波数(0.5Hz、0.05Hz)、磁界パターン(バースト発火海馬長期増強刺激信号、それらの複合やランダムなシークエンス)を組み合わせた8種類のばく露条件を用意し、各被験者はランダムにそのうちの3種類のばく露条件セッションを割り当てられ、週1回の実験に3回参加した。各セッションの前後に、気分状態のプロフィールが記録され、またばく露の前、中、後に、心拍数・指尖容積脈波・皮膚導電率をコンピュータで自動測定した。ばく露条件により、気分や元気、精神疲労に効果が見られたと報告している。

ばく露