永久磁石は心臓ペースメーカとICDの機能に影響を与える可能性がある。最近、NdFeB磁石が幅広く用いられ、日々の機器に組み込まれている。心臓ペースメーカとICDに対するNdFeB磁石の影響をin vitroで研究した。異なったサイズと形状の10台のNdFeB磁石の磁界を測定し、磁石表面から距離を取っていきながら測定すると、0.5mTの磁界に達した。更に、それぞれの磁石で、磁石モードから正常なモードにサンプルのペースメーカスイッチが入る距離を求めた。磁石の大きさなどによるが、0.5mTの磁界は1.5cmから30cmで、1mTでは1cmから22cmで見られた。ペースメーカは1cmから24cmで影響を受け、この結果から、自宅や事務所で使用するNdFeB磁石では24cmまでの距離でペースメーカ、ICDと干渉を起こした。
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