この研究は、制御されたパルス磁界を用いた淡水魚の遺伝子操作に関する暫定的研究計画を議論した短報である。ロフー(Labeo rohita:インド、パキスタンなどの南アジアに分布するコイの一種)の染色体標本は、鰓(エラ)の組織を用いて、コルヒチン-メタノール-酢酸空気乾燥法により作成された。4コイル式ばく露装置の中に水槽を置き、水槽に10尾の魚を入れた。磁束密度0.2ガウス、パルス周波数50 Hzのパルス磁界(PMF)ばく露を、1日6時間、30日間繰り返した。その結果、核学的検査では、ばく露群と対照群の間に明確な違いは見られなかった、と報告している。
細胞分類学(細胞学と分類学の組合せによる生物の自然な関係の研究)、遺伝子マッピング及び突然変異誘発において、魚の核学的情報はますます重要になっていることから、魚 Labeo rohita の核学に対するパルス化磁界の影響を調べること。更に、核型分類データは、半数体、倍数体及び単為生殖生物を産出する際の、染色体工学の有効性を評価できる。
ばく露 | パラメータ |
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ばく露1:
50 Hz
Modulation type:
pulsed
ばく露時間:
repeated daily exposure, 6 h/day for 30 days
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周波数 | 50 Hz |
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タイプ |
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波形 |
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ばく露時間 | repeated daily exposure, 6 h/day for 30 days |
Modulation type | pulsed |
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ばく露の発生源/構造 |
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チャンバの詳細 | aquarium fitted with aerato and maintained at 28-30°C |
ばく露装置の詳細 | 10 fishes kept in the aquarium which was placed in the 4 coil system |
Sham exposure | A sham exposure was conducted. |
Additional information | coil system consisted of two larger coils and two smaller coils which were mounted co-planar and co-axially creating a disk shaped volume; diameters of the coils and the distances between them were chosen so that they presented a uniform axial magnetic field |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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磁束密度 | 20 µT | unspecified | 指定なし | - | - |
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