この研究は、成熟ウィスターラットを用いて、超高周波電磁界(EHF EMR:搬送周波数37 GHz、ラットの体表面の電力密度 < 0.3 mW/ cm2、変調周波数は3.5 Hzおよび15 Hz)へのばく露が睡眠、行動に与える影響を調べた。3.5 Hzは脳電図のデルタ波に対応するもの、15 Hzは対応しないものとして選択された。哺乳類が非常に敏感な地球物理学的要因の影響を排除するため、実験は、太陽活動低下期の春から夏までの期間に実施した。EHF EMRばく露前は、明るい光および大きな音による自然の刺激下に置いて活発な行動を促し、それぞれの実験のベースラインデータを取得した。実験は、最初に非変調波ばく露セッション(2時間以上)、終了後ケージに戻して落ち着かせ、次に変調波ばく露セッション(3.5 Hzばく露中の睡眠開始から1−2時間後に、ばく露停止または変調周波数を15 Hzに切替えた)を実施した。その結果、非変調のEHF EMRばく露を受けたラットの行動は、ベースライン時と変わらなかった(活動的、一部は攻撃的でさえある);ケージでの安静中も行動に大きな変化はなかった;次の変調波ばく露では、ばく露開始からは25〜30分の間、行動は受動的になり、その後、深い睡眠が誘導され、その睡眠中は明るい光と大きな音に反応しなかった;睡眠の持続時間は、3.5 Hz変調波のばく露時間に対応した;ばく露停止または変調周波数を15 Hzに切替の操作により、急速な覚醒が生じた;一方、停止や切替えの後に再び3.5 Hz変調波のばく露を始めると、深い睡眠が引き起こされた;実験終了後の行動は、ベースライン時と変わらなかった、と報告している。
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To test in experiments the possibility of electrosleep induced by extremely high frequency electromagnetic irradiation modulated with a frequency equal to cerebral delta-rhythm oscillations.
Deep sleep induced by electric stimulation (electrosleep) is widely used in diagnostics and therapy of various diseases.
周波数 | 37 GHz |
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タイプ |
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ばく露時間 | continuous for not less than 2 h |
Modulation type | CW |
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ばく露の発生源/構造 | |
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ばく露装置の詳細 | The rats were persistently subjected to natural stimulation with bright light and loud sounds. |
測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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電力密度 | 0.3 mW/cm² | maximum | - | - | at the body surface |
周波数 | 37 GHz |
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タイプ |
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ばく露時間 | 5 h maximum |
ばく露の発生源/構造 |
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測定量 | 値 | 種別 | Method | Mass | 備考 |
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電力密度 | 0.3 mW/cm² | maximum | - | - | at the body surface |
Extremely high frequency electromagnetic irradiation modulated with a frequency equal to cerebral delta-rhythm oscillations induced electrosleep.
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