デジタルビデオ放送（DVB）

通信工学。日本と米国を除く世界中で採用されているか、導入計画があるデジタルTV放送の規格。ドイツでは、それまでアナログTVに使用されていた470MHz～862MHzの周波数範囲での放送が、地上波（DVB-T）、ケーブル（DVB-C）、または衛星経由（DBV-S）で行われている。
新型（デジタル）TVセット、またはセットトップボックスと旧型（アナログ）TVセットの組み合わせのいずれかで受信される。より高度な音声および画像品質とより多くのチャンネルを提供する。そのため、インターネット・アクセスや字幕のような付加サービスも提案できる。それでも、データ圧縮技術を用いているため、周波数使用量はアナログTVよりも格段に少ない。同じ周波数空間で、アナログ放送1本の代わりにデジタル放送8本を送信できる。

この用語を含む論文を検索する →