この研究は、外耳道に装着するタイプの補聴器1機種と携帯電話のGSMシステムとの電磁両立性(EMI)を評価した。外耳道内での電磁界をFDTD法で数値計算した。携帯電話直近の自由空間での電界および磁界の計算値と測定値が非常によく一致することを確認することで、計算の妥当性を確認した。その後、2種類の耳モデルそれぞれにおいて、携帯電話の位置を3通り設定して、外耳道の電界と磁界を数値計算し、EMI試験中の被験者(3人)での音響学的測定値(音圧レベル)とこれらの計算値を比較した、と述べている。
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