[運動障害を持つ子供の大脳皮質に対する磁気刺激] med. app.

Magnetoelectrical stimulation of motor cortex in children with motor disturbances

掲載誌: Electroencephalogr Clin Neurophysiol 1992; 85 (2): 86-94

<目的> 脳障害をもつ子供に対する大脳皮質の効果について検討する。 <方法> 第1のグループとして7ヶ月から16歳までの20人の片側麻痺の子供に対して、磁気刺激を行い、CTやMRIの測定結果と比較した。第二のグループとして16人の外窄錐体異常の子供に対して、磁気刺激を行った。 <結果および結論> 第一のグループでは、13人の子供から大脳皮質刺激によるは母指球筋出にの病理的なパターンが得られた。この内、7人の脳脊髄域において対応する病巣がCTやMRIによって見つかった。また、別の7人においては、CTやMRIで病巣が見られるにもかかわらず、大脳皮質刺激による母指球筋伝委のパターンは正常であった。第二のグループでは、パターンは正常であった。本研究では定量的な評価に限度があった。

ばく露