[MRIの電磁界に対する人体の熱生理学的反応の予測] tech./dosim.

Predicted thermophysiological responses of humans to MRI fields

掲載誌: Ann N Y Acad Sci 1992; 649: 188-200

この研究は、MRI画像撮影中の体温上昇反応を予測するためのモデル計算を行い、2人の男性被験者での実験でその結果を検証した。モデル計算には、臨床でよく用いられる一般的な環境でのプレクーリング、および薄いブランケットで患者を覆うことの効果を予測した。その結果として、20℃の環境で20分間プレクーリングした後に、患者がパジャマのみの条件(着衣の熱抵抗0.4 clo)、ブランケットで覆った条件(同1.4 clo)でSARレベル2、4、8W/kg で20分間のMRI画像撮影を実施した場合について、体温上昇を予測している。