[リオバンバ（エクアドル）における携帯電話基地局アンテナの電界を測定し、人体における比吸収率（SAR）を決定する] tech./dosim.

Measurement of the electric field of mobile telephone base station antennas in Riobamba (Ecuador), to determine the specific absorption rate (SAR) in the human body

著者: Castillo-Heredia L, Infante-Moreira P, Penafiel EM, Vinueza-Morales M, Hugo RO, Aviles-Luna E
掲載誌: Results Eng 2024; 23: 102554
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この研究は、携帯電話基地局アンテナからの電界を測定し、仮想解剖学モデルを用いたシミュレーションにより、全身および人体の異なる部位の10 gにおける最大および平均SARを特定した。測定は、エクアドルのリオバンバ市内の10地点で選択的な非電離電磁放射線メーターを使用して実施した。その結果、全身の最大および平均SARはそれぞれ3.045*10^(-7)および3.923*10^(-8)W/kgであった。一方、10 gでは、最大SARが腕で8.52*10^(-9) W/kgに達し、平均SARは脚部で2.13*10^(-9) W/kgであった。全ての結果は国際非電離放射線防護委員会（ICNIRP）のばく露制限値を大幅に下回っており、ばく露のリスクが低いことを示唆している、と著者らは結論付けている。

ばく露