EHV送電線とUHV送電線の可能性を考えると、生物と送電線磁界との相互作用を正確に述べることが必要となってきている。この論文では、送電線近くにいるのヒトに誘導される電流と電界の分布を予測する数値解析手法を述べる。この手法は、モデルとするヒトの断面と同じような長さと径をもった直円筒状から成り立っているとして、ヒトをモデル化して、モーメント法で解析した。解析のシナリオとして、送電線直下で絶縁された状態で立っているヒト、送電線の接地がよくとれた状態のヒト、送電線導体に非常に密着して作業をしている状態などである。腕の位置を様々に変えた。たとえば、腕を上げたり、両脇に着けたり。送電線電界へのばく露による生物への影響についても議論した。
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