この研究は、誘導加熱式(IH)調理器の使用と出産アウトカムとの関連を明らかにすることで、中間周波(IF)電磁界によって生じるかもしれない健康影響を調べた。インターネット調査会社のパネルに登録されている20歳以上の妊婦、合計8920人がベースライン調査に参加した。フォローアップ調査に回答した妊婦のうち、単胎児を出産した5022人を分析対象とした。その後、IH調理器の使用と出産時の妊娠週数(37週未満/37週以上)または出生体重(2500 g未満/2500 g以上)との関連をロジスティック回帰モデルを用いて調べた。その結果、IH調理器の使用と出生体重の間には関連は認められなかったが、固定式および卓上用のIH調理器の使用と出産時の妊娠週数の間には弱い関連が認められた。観察されたオッズ比は早産のリスク上昇を示していない、と著者らは結論付けている。
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