この研究は、安静時のヒトの脳電図(EEG)に対する、携帯電話から発せられる高周波(RF)電磁界ばく露の潜在的インパクトを調べた。21人の健康なボランティアが、GSM携帯電話の900 MHz RF(組織10 gおよび1 gあたりの最大比吸収率(SAR)はそれぞれ0.49 W/kgおよび0.70 W/kg)にばく露された。その結果、携帯電話RFにばく露されている間、安静時EEGのデルタ波およびベータ波は影響されなかったが、シータ波は有意に変調された。この研究では初めて、シータ波の変調が開眼および閉眼の条件に依存しないことが示された、と著者らは報告している。
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