このパイロット研究は、シンクロトロンTHz‐遠赤外線ビームラインでのTHz周波数放射にばく露後のブタ角膜の透過率および吸収度スペクトルを調べた。ばく露時間は4時間とした。減衰全反射(ATR)装置を用いて、2.4-8 THzの周波数範囲での変化を評価した。その結果、シンクロトロンTHz放射強度は角膜に損傷を生じるには弱過ぎるが、水の状態の僅かな変化は生じ得ることが示された。この結果は、THz分光法は角膜組織の脱水の検出のための有望なモード特性であることを示唆している、と著者らは結論付けている。
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