[シンクロトロンTHz‐遠赤外線ビームラインを用いた角膜水和に対するシンクロトロンTHz放射のインパクトの調査] med./bio.

Investigating the Impact of Synchrotron THz Radiation on the Corneal Hydration Using Synchrotron THz-Far Infrared Beamline

掲載誌: Sensors 2022; 22 (21): 8261

このパイロット研究は、シンクロトロンTHz‐遠赤外線ビームラインでのTHz周波数放射ばく露後のブタ角膜の透過率および吸収スペクトルを調べた。ばく露時間は4時間とした。減衰全反射(ATR)装置を用いて、2.4-8 THzの周波数範囲での変化を評価した。その結果、シンクロトロンTHz放射強度は角膜損傷を生じるには弱過ぎるが、水の状態の僅かな変化は生じ得ることが示された。この結果は、THz分光法は角膜組織の脱水の検出のための有望なモード特性であることを示唆している、と著者らは結論付けている。

ばく露