この研究は、第5世代移動通信（5G）のミリ波基地局から発せられる最大ばく露を、国際規格に準じて測定した。
3つの異なる時間枠、アンテナの方向、ユーザー機器に基づき、6回の試験を実施した。その結果、5Gミリ波基地局からの平均ばく露の最大値を計算し、国際非電離放射線防護委員会（ICNIRP）のガイドラインと比較した。その結果、29.5 GHzの基地局からの最大ばく露は5.71 V/m、平均ばく露の最大値は2.02 V/mで、ICNIRPガイドラインの限度値を大幅に下回ることが示された、と著者らは報告している。
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