[10 Hz-100MHzの周波数範囲でのヒトの活動的な肝臓、腎臓および脾臓の誘電特性と、非活動的なそれぞれの組織、ブタの組織、ならびにデータベースからのデータとの比較] tech./dosim.

Dielectric Properties of Human Active Liver, Kidney and Spleen Compared to Those of Respective Inactive Tissues, Porcine Tissues and the Data Provided by a Database in the Frequency Range of 10 Hz to 100 MHz

掲載誌: IEEE Trans Biomed Eng 2021; 68 (10): 3098-3109

この研究は、ヒトの活動的および非活動的な、ならびに動物の、肝臓腎臓および脾臓について、10 Hzから100 MHzまでの周波数範囲での誘電特性を、4電極法および2電極法を用いて測定した。統計的分析およびパターン認識法を用いて、ヒトの活動的および非活動的な組織動物組織、ならびにIFACデータベースからのデータと比較した。その結果、ヒトの活動的な組織の誘電特性は、ヒトの非活動的な組織および動物組織と有意に異なり、IFACデータベースとは大きく異なることが示された。生体組織の誘電毒性組織の活動および生物種と密接に関連している、と著者らは結論付けている。

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