この研究は、35 GHzマイクロ波(MW)加熱による温度分布および心臓呼吸器系の応答に年齢が影響を及ぼすか否かを、雄のSprague-Dawleyラットを用いて調べた。3 - 4月齢(若年群)、15 - 16月齢(中年群)、および24 - 25月齢(老年群)のラット(各群n = 8)を用いた。全ての動物は、給餌量を無制限摂取量の63 %に制限された。ラットに麻酔(ケタミン)を行い、平均動脈血圧(MAP)測定用カテーテルを頸動脈に留置した。麻酔されたラットに、死亡するまでMWばく露を与え、その間、MAP、心拍数および体温(5つの部位:結腸、左右の鼓膜、皮下および尾部)を測定した。ばく露前の測定パラメータには年齢群間での有意差はなかった(p <0.05)。その結果、MWばく露により、測定部位それぞれにおいて温度上昇が生じた;死亡時の温度には、各群間で差はなかった;心拍数は、MWばく露中、すべて年齢群において統計的に同一パターンで上昇した; MAPは、ばく露初期はしっかりと一定に保たれ、その後のばく露後期から死亡までは明らかに低下したが、それらに年齢群間で差は認められなかった;どの群においても、呼吸数はMWばく露によって変化しなかった;死亡に至るまでに要したMWばく露時間に年齢群間で差はなかった、と報告している。
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To determine whether increasing age alters the ability of anesthetized rats to withstand 35 GHz microwave (MW) heating.
周波数 | 35 GHz |
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タイプ |
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特性 |
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偏波 |
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ばく露時間 | until death |
Modulation type | CW |
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ばく露の発生源/構造 | |
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Distance between exposed object and exposure source | 1.1 m |
チャンバの詳細 | RF-shielded anechoic chamber (27°C, 20% humidity), holder consisting of seven 0.5 cm Plexiglas rods mounted in a semicircular pattern on 4 cm x 6 cm Plexiglas plates (0.5 cm thick) |
ばく露装置の詳細 | The animal was centered along the boresight and exposed in an E-orientation |
Age does not alter thermal and cardiorespiratory responses to 35 GHz microwave heating in food-restricted rats.
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