この研究は、無線基地局からの無線周波(RF)電磁界ばく露の結果としてのがん、特に乳がん、子宮頸がん、肺がん、食道がんによる死亡率を推定した。がんによる死亡数、性別、年齢、人口1人あたりの国内総生産(GDP)、死亡年、傷害のばく露量についての情報を収集した。その結果、基地局からのRFばく露レベルが高い大都市では、がん全体での平均死亡率は10万人あたり112件であった。調整後の分析では、ばく露レベルが高いほどがん死亡率が高かった。調整後のリスクは子宮頸がんで最も高かった(率比2.18)。空間的分析では、最も高いRFばく露はブラジル南部の都市で認められ、そこでは全てのタイプのがん、特に肺がんおよび乳がんで死亡率が最も高かった、と著者らは報告している。
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