<目的>ヒト造血系の前駆細胞に対する50Hz電磁界の、可能性のある影響を解明する。 <方法>正常ボランティアから採取した骨髄細胞中のCD34+細胞をavidinbiotin法でビーズ上にて純化し、IL-3とSCF存在下で培養し、5日間磁界に曝露した。13日間培養してCFU-GMアッセイを行った。フローサイトで細胞動態を調べ、白血球百分率計測を実施した。曝露コイルはインキュベーター中にあり、対照群では発生磁界をキャンセルしていた。インキュベーター中の背景磁界は0.5microTであった。 <結果>CD34+である造血系前駆細胞の細胞増殖能や細胞動態(G0~G1、S、G2期の細胞比)、電子顕微鏡による微細構造の観察、コロニー形成数、クラスター形成数、GM-CSF存在下でのCFU-GMアッセイなど、いずれの測定項目においても、10microT、もしくは、1mTの磁界曝露による変化はなかった。
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