研究のタイプ: インプラント/医用機器に関する研究 (experimental study)

[50Hz電界中の心臓ペースメーカ装着患者] dev./impl.

[Patients with Cardiac Pacemakers in Electric 50 Hz-Fields]

掲載誌: Fortschr Strahlenschutz 1999; II: 759-762
Journal partially peer-reviewed/peer-review process unclear

この研究は、送電線下で植込み型心臓ペースメーカに発生し得る干渉閾値を明らかにするために、送電線下で人体に浸透する電界をシミュレートし、その結果として生じる胸郭領域内の電位分布を測定した。人体の幾何学的形状、および肺の吸気や吸引など、様々な要因を考慮した。測定の結果、最も好ましくないケースにおいて、単極性心臓ペースメーカの入力部に、電界強度 1 kV/m当たり220 µVの干渉電圧が発生することが示された;したがって、実際の条件下で、植込み型心臓ペースメーカの動作妨害が生じることは考えられない、と報告している。

影響評価項目

ばく露

ばく露の詳細情報なし

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露中

研究の主なアウトカム(著者による)

Measurements revealed that, in the most unfavorable case, per kV/m unimpaired electrical field strength an interference voltage of 220 µV would occur at the input of a unipolar cardiac pacemaker.
Thus, it is highly unlikely that an implanted cardiac pacemaker is disturbed under practice-relevant conditions.

研究の種別:

研究助成

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