この研究は、ライフスタイル要因(体格指数、喫煙、飲酒、コーヒー摂取、運動、サウナ、携帯電話使用、ぴったりとした下着の着用)と精子のパラメータとの関連を調べた。男性病学クリニックに通院する1311人がこの研究に参加した。参加者全員を正常精子群と精子障害群に分けた。参加者全員がライフスタイル要因についてのアンケートに回答した。全てのライフスタイル要因をカウントした後、リスクスコアの合計を計算した。その結果、正常精子群と精子障害群の男性はそれぞれ852人(65.0%)及び49人(35.0%)であった。両群間で、ぴったりした下着の着用と正常な精子パラメータとの負の関連が認められた(p=0.004)。サウナを定期的に使うことと精子濃度との負の関連が認められたが、ぴったりした下着の着用も精子運動性、精子の正常な形態、ならびに精子濃度の低下と関連していた(p<0.05)。参加者全員の精子の質についての合計スコアは5.22±1.34ポイントであったが、両群間で統計的な差は認められなかった(p=0.332)、と著者らは報告している。
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