[ギリシャにおける2013-2018年の子どもの遊び場での無線周波及び超低周波電磁界レベルの評価] tech./dosim.

Evaluation of Radiofrequency and Extremely Low-Frequency Field Levels at Children's Playground Sites in Greece From 2013 to 2018

掲載誌: Bioelectromagnetics 2019; 40 (8): 602-605

ギリシャ原子力委員会(EEAE)は、2009年に制定された、遊び場での電磁界ばく露限度への遵守の検証を要求する法的枠組みに従い、2013-2018年に同国全土の16の自治体における既存及び建設中の子どもの遊び場317か所で、無線周波RF)及び超低周波(ELF)電磁界の実地測定を実施した。測定結果は、RFについては電界強度(E)及びばく露比(Λ)、ELFについては電界強度(E)及び磁束密度(B)で示された。測定データに統計的分析ツールを適用して、(i) 環境の種類(都市/郊外)、(ii) 送信設備への近接度を考慮して、結論を導出した。その結果、どちらの環境でも測定値は典型的なバックグラウンドレベルと同等で、都市と近郊で差は認められなかった、と著者らは報告している。

ばく露