[送電線からのコロナイオンと汚染エアロゾルへのばく露増加] tech./dosim.

Corona ions from powerlines and increased exposure to pollutant aerosols

掲載誌: Int J Radiat Biol 1999; 75 (12): 1523-1531

高電送電線からのコロナイオンを調べ、環境中の汚染エアロゾルへのばく露の影響を評価するのが目的である。空気中のイオン電荷密度は、地表の電界レベルを変化させるのに必要であり、それらを計算した。DC電界ミリメータにより、132, 275と400 kV送電線のDC電界をマッピングした。地球の自然のDC電界は約100V/mで、14中8カ所で送電線近くで大きく変化した。通常、送電線の風下で、電界は反転し、- 340 V/mとなった。一例として、その影響は275kV送電線からでは、500m以上に及ぶ。これらの結果を電荷密度の観点から解析する。その結果、1cm3当たりの負電荷は2000個を超え、これがDC電界測定に必要であることが必要であることが示唆される。このような空間電荷は、汚染されたエアロゾルの正常な2極性の定常状態の電荷分布以上に電荷された単極性のエアロゾルになる。その結果、肺への堆積を増加させることになる。

ばく露

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