研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[パルス化電磁界にばく露したマウスにおける血液学的及び造血パラメータの変化] med./bio.

Alterations of Hematologic and Hematopoietic Parameters in Mice Exposed to Pulsed Electromagnetic Field

掲載誌: J Immunol Res 2019; 2019: 3628956

この研究は、パルス電磁界へのばく露によって生じるかも知れない、マウスの血液学的及び造血パラメータへの影響を調べた。雄のBALB/cマウスを、100、1000、10000パルスばく露または擬似ばく露した後、血液サンプル及び骨髄細胞を採取し、血液学的検査、骨髄有核細胞のカウント、顆粒球マクロファージコロニー形成単位(CFU-GM)コロニーアッセイ血清顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)アッセイを実施した。その結果、対照群と比較して、100及び1000パルスばく露群では、白血球細胞及びリンパ球が有意に増加したが、10000パルスばく露群では変化は認められなかった。いずれのばく露群でも、赤血球細胞ヘモグロビン血小板に変化は認められなかった。対照群ばく露群で、パルスばく露の7日後の骨髄有核細胞の数に有意差はなかった。骨髄細胞のCFU-GMクローンの数、及び血清のGM-CSFのレベルは、100及び1000パルスばく露群では有意に増加したが、10000パルスばく露群では変化はなかった、と著者らは報告している。

ばく露

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