この研究は、Wi-Fiルーターからの無線周波(RF、2.4-2.48 GHz)電磁界が短期記憶及び集中力に及ぼす影響を調べた。無作為抽出した女子学生312人(14-17歳)を、対照群(Wi-Fi非使用者、n=138)及びばく露群(Wi-Fi使用者、n=174)に割付け、短期記憶試験、選択的注意力及び分割注意力試験を実施した。その結果、選択的注意力及び短期記憶については、両群に有意差は認められなかったが、ルーター使用と分割注意力のレベル低下との有意な相関が認められた、と著者らは報告している。
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