この研究は、様々な周波数帯の無線周波(RF)電磁界への個人ばく露レベルを測定した。参加者63人について平均27.4(±4.5)時間にわたって記録し、各周波数帯、ならびにダウンリンク(基地局から)、アップリンク(端末から)、放送、Wi-Fiについてばく露レベルを計算した。参加者の平均年齢(±SD)は36.9±12.5歳、66.7%が女性、ほぼ全員(98.2%)が都市部からであった。61人(96.8%)が自宅のWi-Fiルータを報告し、38人(61.2%)がWi-Fi接続可能なスマートTVを所有していた。全体で26人(41.3%)が近隣の基地局の存在に気付いていた。平均で、参加者は基地局から居住地までの距離を約500 mと推定していた。RFへの個人ばく露の中央値は208 mV/mであった。RFばく露全体の40.4%をダウンリンクが占め、次いで放送(22.4%)、アップリンク(17.3%)、Wi-Fi(15.9%)であった。平日のRFばく露レベルの方が週末よりも高かった(p < 0.05)、と著者らは報告している。
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