この研究は、健康なボランティア20人について、1800MHz GSM携帯電話ばく露時の心拍数の非対称性(HRA)及び心拍変動(HRV)のパラメータを、1:2及び1:1メトロノームでペーシングした吸気/呼吸比を用いて調べた。その結果、ばく露時には疑似ばく露時と比較して、有意なHRAの変化は認められなかった。ばく露時の時間領域のHRVパラメータについては、1:1ペーシング呼吸では疑似ばく露時との有意差が認められたが、1:2ペーシング呼吸では認められなかった。この知見は、GSM端末からの電波が自律神経系に及ぼす持続的な急性影響を反映している、と著者らは結論付けている。
[EMF-Portal注記:ばく露の詳細情報なし]
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