この研究は、中国南西部における唾液腺腫瘍の疫学的及び臨床病理学的特徴を調査した。2007年3月から2017年12月に唾液腺腫瘍の患者2736人を募集し、臨床及び病理学的データを後ろ向きに分析した。その結果、男女比は1.02:1、良性・悪性の比率は3.46:1であった。多形腺腫及び腺様嚢胞がんはそれぞれ50.8%及び7.2%であった。約65.4%の腫瘍が耳下腺で生じていた。左または右の耳下腺における腫瘍と携帯電話使用との有意な関連はなかった。性別と唾液腺腫瘍の特徴及び部位との間に有意差が認められた(p < 0.05)。また、病理学的特徴と唾液腺の部位との間にも有意差が認められた(p < 0.05)、と著者らは報告している。
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