[性成熟期の連続的な900 MHz電磁界へのばく露後の60日齢の雄ラットにおける胸腺の形態および抗酸化バイオマーカーの変化] med./bio.

Alterations of thymic morphology and antioxidant biomarkers in 60-day-old male rats following exposure to a continuous 900 MHz electromagnetic field during adolescence

著者: Kulaber A, Kerimoğlu G, Ersöz Ş, Çolakoğlu S, Odaci E
掲載誌: Biotech Histochem 2017; 92 (5): 331-337
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この研究は、生後22-59日目に900 MHz電磁界にばく露した雄ラットの胸腺組織における変化を調べた。21日齢の雄のSprague-Dawleyラットを6匹ずつ、対照群、偽ばく露群及びばく露群に割り当てた。偽ばく露群およびばく露群は、生後22-59日目までプレキシガラス製のケージ内で、それぞれ偽ばく露または900 MHz電磁界にばく露した。生後60日目にラットを屠殺し、胸腺の切片を染色して組織学的評価を実施し、酸化／抗酸化パラメータを生化学的に調査した。その結果、ばく露群のマロンジアルデヒド（MDA）のレベルが対照群および偽ばく露群よりも上昇した。ばく露群の切片の髄質／皮髄領域で血管外赤血球が認められた。著者らは、生後22-59日目の900 MHz電磁界への1時間／日のばく露は、雄ラットの胸腺組織におけるMDAおよび組織病理学的変化を増加させ得る、と結論付けている。

ばく露

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