[髄核細胞でのIL-1βおよびTNF-αの発現および分泌に対する低周波パルス電磁界の影響] med./bio.

Effect of a low-frequency pulsed electromagnetic field on expression and secretion of IL-1β and TNF-α in nucleus pulposus cells

掲載誌: J Int Med Res 2017; 45 (2): 462-470

この研究は、ラット由来初代培養髄核細胞株低周波パルス電磁界LF-PEMFs:2Hz、電界強度0.5-3.0A/m)の刺激を与え、その影響を形態学的変化、増殖速度、インターロイキンIL-1βおよび腫瘍壊死因子TNF-αの発現培養内分泌の変化により調べた。その結果、髄核細胞のLF-PEMFs刺激により、細胞の形態、またはIL-1βおよびTNF-αの発現レベルに変化は表れなかった;増速速度への有意な影響は無かった;培養液内に分泌されたIL-1βおよびTNF-αのレベルは、電流強度に依存して有意に低下した、と報告している。

ばく露