[ナノ秒パルス電界が誘発する用量依存的なホスファチジルイノシトール-4,5-ビスリン酸のシグナル伝達および細胞内電気感受性亢進] med./bio.

Nanosecond pulsed electric field induced dose dependent phosphatidylinositol-4,5-bisphosphate signaling and intracellular electro-sensitization

掲載誌: Biochim Biophys Acta (BBA) - Biomembranes 2017; 1859: 438-445

この研究は、ナノ秒パルス電界を用いた電気穿孔法による細胞形質膜でのナノサイズ穿孔が細胞膜リン脂質に影響を与え、細胞内ホスホイノシチドホスファチジルイノシトール-4,5-ビスリン酸(PIP2シグナル伝達カスケードを最高点に達しさせるプロセスについて実験的に調べた。蛍光ラベル法などを用いて、原形質膜でのPIP2の加水分解および/または枯渇(消耗)へのナノ秒パルス電界(用量)依存性を測定した結果を報告している。

ばく露