この研究は、雄ラットで電磁界(EMF:ばく露パラメータは抄録に記載なし)ばく露の影響、およびそのような影響のビタミンD(V.D)投与による違いを調べた。ラットを、無処置対照群、V.D投与群(1000 IU/kg/日の経口投与)、EMFの1時間/日ばく露群、EMFの2時間/日ばく露群、EMF(1時間/日)ばく露+V.D投与群、EMF(2時間/日)ばく露+V.D投与群の6群(匹数は抄録に記載なし)に無作為に分け、それぞれ30日間実験した。その結果、30日間ばく露終了後に、EMF(1時間/日)ばく露群では免疫グロブリンレベルの有意な低下、好中球数および単球数の有意な上昇が見られ、EMF(2時間/日)ばく露群では同様の変化の度合いがさらに大きかった;V.D投与を併用したEMFばく露群では、EMF単独ばく露群に比べ、変化が反転していた;ただし、7、14、21日間のEMFばく露では、30日間ばく露後に見られたような変化の有意差は無かった、と報告している。
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