この研究は、ヒト眼球由来の不死化ヒト角膜上皮(HCE-T)細胞に0.12 THz電磁界(5mW/cm²)の24時間ばく露を与え、ばく露後にHCE-T細胞の遺伝毒性、形態学的変化、熱ショックタンパク質(Hsp)発現を調べた。その結果、ばく露群では小核(MN)発現頻度の上昇が見られたが、擬似ばく露対照および培養器対照に比べて統計的に有意ではなかった;一方、陽性対照(ブレオマイシンの1時間処理)でのMN発現頻度は有意に上昇した;形態学的変化およびHsp(Hsp27、Hsp70、Hsp90α)発現にも、ばく露群および2種類の対照の3者間に有意な差異は見られなかった、と報告している。
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