[磁界の影響を受けたシトシン-グアニンオリゴヌクレオチドDNAの紫外可視およびラマン分光法、電気泳動法による研究] med./bio.

Spectroscopic (UV/VIS, Raman) and Electrophoresis Study of Cytosine-Guanine Oligonucleotide DNA Influenced by Magnetic Field

掲載誌: PLoS One 2016; 11 (3): e0149488-

この研究は、100塩基対シトシン-グアニンオリゴヌクレオチドDNA(CG100)の光学的および電気化学的反応に対する静磁界(250, 500, 750, 1000mT)ばく露の影響を調べた。その結果、磁界ばく露後の紫外可視スペクトルは、CG100の0.3eVのバンドギャップに僅かな変動を示し、ラマン分光法でも、水素リン酸塩結合の振動数での有意な偏差が見られた;磁界ばく露後のゲル電気泳動において、CG100の移動速度の小さな低下が見られた、と報告している。

ばく露