[ヒト歯髄幹細胞から分化したシュワン様細胞はパルス化電磁界との組み合わせにより末梢神経再生を促進する] med./bio.

Schwann-like cells differentiated from human dental pulp stem cells combined with a pulsed electromagnetic field can improve peripheral nerve regeneration

掲載誌: Bioelectromagnetics 2016; 37 (3): 163-174

この研究は、6週齢SD雄ラット用いて、末梢神経の圧挫損傷部位にヒト歯髄幹細胞(hDPSCs)から分化したシュワン様細胞移植し、かつパルス電磁界処置(PEMF:50 Hz、1時間/日、1 mT)を併用した場合の末梢神経再生を評価した。SD雄ラットを7群(各群n=10)に分けた:1) 対照群、2) 擬似ばく露群、3) PEMF単独ばく露群、4) hDPSCs移植群、5) hDPSCs + PEMF群、6) シュワン様細胞移植群、7) シュワン様細胞 + PEMF群である。神経再生は、機能試験、組織形態学的測定、後退性神経細胞標識法で評価した。その結果、シュワン様細胞 + PEMF群において神経再生力は最大であった;PEMFは、移植されたhDPSCs 細胞およびシュワン様細胞のイン・ビボでの神経再生力に追加的影響を与える、と報告している。

ばく露

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