<目的> パルス電磁界に曝露すると神経再生が促進されることが知られている。本研究では神経挫滅の前に曝露した場合に効果(Conditioning effect)が見られるかどうかを検討する。 <方法> SD系ラットを用いた。60μTまたは300μTのパルス磁界を図1のようなパラダイムで曝露、坐骨神経を挫滅させた時、3、4、6日後に再生を検査した。 <結果及び結論> 表1に示すように300μT曝露群では再生が有意に促進されたが、60μTでは有意差は見られなかった。表2、3、4にさらに詳しいデータをまとめてある。本実験の結果は、Conditioning lesion effect" とよく似ている。その機序は不明である。
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