この研究は、成獣雄ウィスターラット（n=24）を2つの超低周波磁界（ELF-MFs：10Hz、690-720μT：ヘルムホルツコイル）ばく露群とそれぞれの対照群の4群に分け、ばく露終了後に全ラットについて麻酔下で脳内縫線核の微小透析を行い、透析試料の5-ハイドロキシインドール酢酸（5-HIAA）の量を高速液体クロマトグラフィで測定した。2つのばく露群は、それぞれ1日1時間または3時間の連続ばく露を15日間継続した。その結果、1日1時間ばく露群では5-HIAAレベルへの影響は見られなかった；1日3時間ばく露群では縫線核の5-HIAAレベルが低下した、と報告している。
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