[慢性の非特異的腰痛における脳および末梢神経の電気刺激による鎮痛効果:無作為化、二重ブラインド、要因配置デザインの臨床試験] med. app.

Analgesic efficacy of cerebral and peripheral electrical stimulation in chronic nonspecific low back pain: a randomized, double-blind, factorial clinical trial

掲載誌: BMC Musculoskelet Disord 2015; 16: 7

この研究は、慢性の非特異的腰痛の患者(n=92)において、末梢電気刺激と組合せた脳電気刺激が、どちらか単独の刺激に比べ鎮痛効果が高いか否かを、無作為化、二重ブラインド、要因配置デザインで臨床試験する予定のプロトコルを述べている。患者は4群に分けられ、経頭蓋直流刺激(真/擬似)と経皮的電気神経刺激(真/擬似)の4つの組合せのうちの1つに割り当てられ、4週間に12回の刺激セッションを受ける。第1評価項目(痛みの強さ)および第2評価項目(痛み感覚や生理学的な機能および全般的な認知への影響)を、試験開始前と4週間の治療終了後、無作為割り当ての3ヵ月および6ヵ月後に測定する予定である。

ばく露