この研究は、ヒトの正常な大腸筋線維芽細胞に静磁界(SMF:300 mT)を96時間ばく露した後、酪酸ナトリウム(NaB:25 mM)および5-アミノサリチル酸(5-ASA:10 mM)を添加して、SMFばく露有りまたは無しの条件下で24時間または48時間培養して、腫瘍壊死因子α(TNF-α)依存性のIL-8分泌および細胞生存率を調べた。この実験目的は、炎症性大腸疾患の治療に用いられるEMF療法の抗炎症性効果について検討することである。その結果、5-ASAおよびNaB添加群と対照群とにおいてTNF-α依存性IL-8分泌にSMFは何も影響しなかった、と報告している。
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