この研究は、パルス的静電界印加には血流および代謝の増加などの効果は見られるものの、果たして運動後の筋肉痛の軽減効果があるか否かを7人の被験者(男性4人、女性3人)で調べた。被験者は少なくとも4週間の間隔をあけて2回の実験を行った。各実験では、ダウンヒル・ランニング後に45分間のパルス静電界処置(電圧9000V、電流<9 mA、周波数50Hz)または擬似処置のいずれかを行った。介入処置の順番はランダム、被験者にはブラインド化された。ランニングの前から最長48時間後まで何回か、筋肉痛スコア、クレアチンキナーゼ、跳躍能力を評価した。その結果、ランニングの24および48時間後において、擬似処置群に比べパルス静電界処置群の方が筋肉痛スコアの増分が少ない傾向が見られたが、その他には両群で差がなかった、と報告している。
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