この研究は、静電現象が風または昆虫の媒介による受粉を促進することをハチドリにおいて調べた。まず、野生のアンナハチドリ(学名Calypte anna)は最大800pCの正電荷を運びうること、および飛行中は66±129 pCであること実測した。また、絶縁性の羽根を種々の植物構造で擦ることにより蓄積される摩擦電荷は700pCにも達すること;400pCに帯電した金属製のハチドリモデルが4種類の植物の花の雄しべに曲げを引き起こし、< 2mmの距離に落下するヒカゲノカズラ胞子を引きつけることなど、静電力が花粉伝達に及ぼす影響を論じている。
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