この研究は、IEEE 1528およびIEC 62209-1が携帯電話の比吸収率(SAR)の空間ピーク値の安全側に立った測定手順として人体頭部の単純化物理モデルを指定していることを踏まえ、そのようなモデルであるSAM頭部ファントムで評価されたSARが実際のユーザの頭部でのSARよりどの程度高くなるかを、棒状タイプの電話機(内蔵アンテナは底部または上辺部、周波数835または1850 MHz)の通常動作条件での数値計算で検討した。SAMモデルと比較したのは年齢の異なる4つの解剖学的頭部モデルである。SAR試験で指定されている電話機の標準位置2ヵ所について、1g平均および10g平均のSARの空間ピーク値をそれぞれのモデルで計算した。その結果、アンテナが上辺部の場合、SAMモデルは安全側の評価結果を示した;アンテナが底部の場合、SAMモデルでのホットスポットがアンテナの給電点から遠い場所に発生するため、解剖学的モデルに比べて1gおよび10g平均のSARが低くなった、と報告している。
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