[無線周波放射への子宮内および子宮外ばく露で誘導される神経変性的変化およびアポトーシス] med./bio.

Neurodegenerative changes and apoptosis induced by intrauterine and extrauterine exposure of radiofrequency radiation

掲載誌: J Chem Neuroanat 2016; 75 Pt B: 128-133

この研究は、GSM携帯電話様の無線周波放射(RFR:1800MHz)に子宮内あるいは出生後にばく露した1月齢の雌雄のニュージーランド白ウサギの脳組織でのDNAの酸化損傷脂質過酸化アポトーシス細胞形成を所定の方法で検査した。比較したのは、子宮ばく露群、子宮内および出生後のばく露群、1月齢に達した時にばく露受けた出生後ばく露群、子宮内および出生後も無ばく露対照群である。その結果、子宮内および出生後のばく露群では、対照群および出生後ばく露群に比べ、雌雄のどちらでも8-ヒドロキシーデオキシグアノシン(8-OHdG)レベルが上昇した;マロンジアルデヒドMDA)レベルは、雌では全ての群に差がなかったが、雄では子宮ばく露群でのみ上昇が見られたなど様々な所見を報告している。

ばく露

研究助成