この研究は、携帯電話使用者(n=60:喫煙、飲酒なし、口腔内創傷なし)の口腔内の数ヵ所から採取した粘膜上皮細胞(細胞1000個/スライドガラス)における小核、核破裂、二核細胞、核崩壊の観察数と携帯電話使用期間および使用量との関連を調べた。その結果、> 60分/週の使用者群で、下唇からの試料での小核および口腔底からの試料での二核細胞の観察数が若干多かった;8年以上の使用者群で、舌からの試料での核破裂の数が増加していた、と報告している。
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